Kz Guitar Worksをたずねて、湘南に

週末ばたばたしてて、このこと書いてなかったんだけど、先週土曜に湘南にある
Kz Guitar Worksさんにおじゃましました。
Kz Guitar Works 湘南 江ノ島Kz Guitar Worksのある通り。ここから徒歩5分くらいで江ノ島です。
Kz Guitar Worksって知る人ぞ知る、湘南のギター&アンプ工房なんだけど、何がすごいかって、ブライアンメイに特化してて、ブライアンメイモデルのリペアやVOX AC30の改造を専門に行ってるところです。
工房の主、伊集院さんは学生の頃、「自分でブライアンメイのギターを作りたい」って情熱で始めて、ハンドメイドで作り上げてきた人。彼の作品はなんとブライアンメイ本人もご使用とのことで、すごい人です。
ブライアンメイのレッドスペシャルの製作はもうされてないのが残念です。
しかし、いまはVOX AC30のモディファイをされています。基板・パーツの見直しはおろか、トレモロユニットを取り外し、そこにパワーコントロールユニットを取り付けるMODです。内部電圧を制御することで、アッテネーターを使わなくても、小音量でフルテンの歪が得られます。試奏させてもらいましたが、感動ものでした。
そして、こちらはGreg FryerさんのBrian May Treble Booster Touring
Greg Fryer Brian May Treble Booster Touring
ノブもフットスイッチも無いこの潔さが最高にかっこいい! モディファイしたAC30、レッドスペシャルモデル、そしてこのトレブルブースターで音を出すと、ほんとブライアンメイの音になります。ここまでこのサウンドにこだわった人たちに合えて感極まりました。そうそう、もちろん弦もピック(6ペンス・コイン)もブライアンメイと同じです。
実は今、Camuroでブースターの企画をしてて、こういうシンプルで頑固なコンセプトがいいなぁ、と思っていたところです。参考になります。
そしてこちらの写真のフットペダルは・・・ファズワウじゃないですよ!
Greg Fryer Brian May Treble Booster Touring
こちら、なんとボリュームペダルです。
なのになんでFUZZYなの?って疑問がわくと思うんですが、FUZZY(フジーと発音するそうです)を作っているのが藤井製作所だからのようですwww
ボリュームポッドとフットペダルが糸でつながれてて、ポッドを動かすスタイルです。渋い設計です。
ちょうどこの日、このFUZZYの持ち主のミュージシャンの方がお店に来てて、「実戦で使えるようにできないか」と相談されました。
さて、どんな調整しようかな。いろいろアイデアが浮かんできます。
====================<番外編>========================
またまた番外編です〜
いや、こちらも本編かも(笑)
この日、Kz Guitar Worksの伊集院さん、そして伊集院さんを紹介していただいたN氏とランチに行きました。
最初、江ノ島近くのしらす丼の有名店に行ったんですが、行列ができてて40〜50分待ちと言われたので諦めました。
そこで江ノ島から134号を平塚に向かって歩き、江ノ島水族館を越えたあたりにあるホノルル食堂に行きました。
ホノルル食堂 江ノ島 鵠沼
このホノルル食堂、見かけはなんてことないんですが、春樹も湘南に住んでた頃に通ってた店らしいです。(春樹ってもちろん村上春樹さんですよ)
いぁ、ほんとうまい! アジのフライがこんなにおいしいもんだとは知らなかった。 
ホノルル食堂 江ノ島 鵠沼
そして帰り道、○○水産(名前が思い出せない)に寄って、今朝獲れたての しらす で作った しらす沖漬け をお土産に。
って、しっかり自分用なんだけど(笑)
相模湾 しらす沖漬け
しらすの沖漬け って 酔蟹(上海蟹の紹興酒漬け)に勝るうまさでないかと思います。 昔、おいしんぼで、フレンチの料理人と山岡が フォワグラ対あんきも の対決をする話を思い出しました。
伊集院さんのギターにしても、モディファイにしても、日本人の感性ってすごいなぁと思います。あっ、もちろん僕も含まれています(?????)

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