MXR ’76 VINTAGE DYNA COMP CSP-028のDCジャック、LED設置、トゥルーバイパス化のモディファイ
MXRダイナコンプのヴィンテージのリイッシューに
DCジャックとインディケーターLEDを搭載する改造です。
<改造内容>
(1)DCジャック取り付け
(2)インディケーターLED取付(クリアレンズ・緑色発光)
(3)フットスイッチ交換(ALPHAロングシャフト・トゥルーバイパス)
フットスイッチについて
このDyna Compはカーリング製の雰囲気あるフットスイッチを使用していますが、LED点灯用の回路を取らなくてはならないのでフットスイッチ交換が必要となります。
今回は通常品より3mmほど長いALPHAのロングシャフトの3PDTフットスイッチに交換しました。
左がDyna Compに元々付いている
Carling 112P(SPDT)
いつ見てもかっこいいです。
真ん中が今回使用したALPHAロングシャフト3PDTスイッチ
右が通常のALPHA 3PDTスイッチ
同時に配線はトゥルーバイパス仕様としました。
モディファイの流れ
まずは本体の分解から始めます。
’76 Vintageと謳われるだけあって、基板に書かれた文字も復刻されています。
そして、ヴィンテージサウンドの要、CANタイプのCA3080が基板の真ん中に渋く輝いています!!
’76 Vintage Dyna Comp 基板の裏面
CTSポットがよく似合います!
さて、いよいよLED、DCジャックの取り付けとフットスイッチ交換です。
この機種は基板が小さくLEDと干渉しないので、現行MXRコンパクトと同じ位置にLEDを取り付けられます。
現行品と似た雰囲気にするため、黒いプラスチックホルダーを使いLEDを取り付けます。
今回、ご依頼者からLED発光色を緑色で指定受けましたので緑色LEDを取り付けます。(発光していない時は無色透明のガラスレンズです)
ここから配線となります。
が、、、配線に夢中になり途中の写真を撮り忘れてしまいました。
配線の仕上がりはこのようになります。
フタを閉めてモディファイは完成。
これからサウンドチェックです。
Phase 90と比較してみます。
機能・出音もOKです!
本体をクリーニングして最終チェック。
ALPHAのロングシャフトのフットスイッチがVintageの雰囲気にマッチしますね!
これより梱包してご依頼主のもとへとお送りいたします。
<費用>
今回のMXR CSP028 ‘76 Vintage Dyna Compの費用です。
部材工賃10,000円+消費税800円+送料=合計10,800円+送料
※本費用は持込み改造の金額です。部材工賃には’76 Vintage Dyna Comp本体は含まれません。また、弊社広島工房までの往復運賃が別途かかります。
LED点灯にはフットスイッチ交換が必要になるため、その分のコストがかかります。同時にトゥルーバイパス仕様の配線も行えるので、トゥルーバイパス化をご検討されている方には一石三鳥のMODとなります。
<ご注文・お問い合わせ>
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