エフェクター&ギターアンプ用電源システム

Camuroスタジオの電源システム

レイアウト変更でオーディオラックを移動し、
久々にコンセントが顔出しました。

オーディオルームのコンセントプレート

オーディオルームのコンセントプレート

電子楽器の音響に一番影響を与えるもの、
それは電気です!

今日はCamuroスタジオの電源システムに
ついて紹介したいと思います。


こちらはオーディオ・ルームのコンセントの
写真ですが、Camuroスタジオにも同様の
コンセントプレートが設置されています。

-ノイズカット用の絶縁トランスを経由した
100V、117V、200V
-アナログ機器用100V
-デジタル機器用100Vの

5種をホスピタルグレードのコンセントで供給。

(200Vは別プレートのため写真に写って
いません)。

音響機器と他の電子機器とを電気的に分離させ、
ギターアンプ、エフェクター、オーディオは
専用の分電盤から電源を引いています。

絶縁トランスによるノイズカット

天井裏にはオヤイデ電気に特注した絶縁トランスが
収まってます。

オヤイデの絶縁トランス(CSシリーズの特注品)

オヤイデの絶縁トランス(CSシリーズの特注品)

トランスはオヤイデのCSシリーズですが、
残念ながら生産中止になってしまいました、、、

オヤイデのホームページによると
「トランス巻き製造業者の引退により、
生産を完了いたしました」とのことです。

ちょっと寂しい気分です。

8スケアの太い配線

分電盤から各コンセントへのつながる電線は
許容量電流に余裕を持たせ8スケアの電線
(フジクラ CV 8sq 3芯 600V耐圧)を
張り巡らしています。

フジクラ電線の8スケア電線

フジクラ電線の8スケア電線

太くて固いケーブルなので、
電気工事業者泣かせの配線工事でした。

しかし、電気は流れなので、細い電線を
流れるより太い電線を流れる方がスムース
に流れることを想像すると嬉しいですね!

将来の拡張用に備えた未使用のPF管も見えます。

ここまで大掛かりなシステムでなくても、
アナログ機器とデジタル機器のコンセントの
回路を分けるだけでもデジタルノイズの混入を
避けられるので効果あります。

ギターアンプにノイズが乗る時はコンセントの
極性を変えるだけでなく、離れた場所にある
コンセントも試してみてください。

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です