Hot Cake 音量低下とノイズ(ガリ)の原因を検査

Hot Cakeのメンテ

ニュージーランドのエフェクター
Hot Cake修理依頼品の続編です。

Hot Cakeのポットと基板を取り外したところ

Hot Cakeのポットと基板を取り外したところ

Hot Cakeのエフェクトオン時に音量が
落ちるのと、ノブを回した時のガリが
ひどいので点検に預かりました。

POT以外の部品には問題無さそうですが、
念のため回路をチェックしようとした
ところ、しっかり樹脂で固められてます。

樹脂で固められたHot CakeのPCB基板

樹脂で固められたHot CakeのPCB基板

そこでPOTを交換しとうと外してみた
ところ、さずがニュージーランド製

というか、もともとCrowther Audioの
Paul Crowther氏がイギリスに住んでいた
頃にHotcakeを開発しただけあって、

このPOTはMADE IN UKでした。

Hot CakeのLevelポット

Hot CakeのLevelポット

サイズ的には16㎜と24㎜の中間

かなり中途半端な大きさで、
ブッシング幅も大きく

さらにはDシャフトで同等品が
入手困難・・・
 
 

Hot Cake 修理 対応策

代替品のPOTを使うとなると
シャフト部位加工かノブの変更が
必要になります。

1995年製の貴重なHot Cakeなので
代替部品の使用に気がひけます。

オーナーに相談したところ、POTと
ノブを交換することになりました。

それとこのHot CakeにはDCジャックが
付いていないので、DCジャックも
増設することになりました。

ということで、ケースに穴を開けて
加工していくことに。

Hot Cakeに似合うノブを探さないと!

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です