Fulltone CLYDE Wah / フルトーン・クライド・ワウ 修理

Fulltone CLYDE Wah(フルトーン・クライド・ワウ)の
修理依頼品をお預かりしました。
Fulltone CLYDE Wah フルトーン クライド・ワウ 修理 リペア 改造 モディファイ Camuro(写真をクリックして拡大)
今回はモディファイ(改造)ではなくリペアです。
現在、downy/unkieの青木裕氏シグネチャーモデル
10台並行して作製中で、部品調達の合間をぬって、
クライドワウの修理に取り組ませていただきました。
CLYDE Wahの不具合症状は2点
?ワウが効かない(ボリュームペダルの状態)
?BUFFER LEVEL/バッファーレベルのポットの
 シャフト折れ(ポットをトリムできない)
ワウが効かないのは不具合状況から
ポットの不良やギア破損などメカニカルな問題
とは考えられないので、
原因を調べるため、各パーツの結線状態の確認と
主要部品の良品判断です。
Fulltone CLYDE Wah フルトーン クライド・ワウ 修理 リペア 改造 モディファイ Camuro(写真をクリックして拡大)
各ポイントを入念にチェックしていったところ
インダクター付近に回路の断線を見つけました。
断線箇所を再結線したところ、ワウは効くように
なりました。
その他の箇所もしっかり確認して結線状況を
確認の上、サウンドチェックしてOKでした。
?の修理は完了です。
次に?のシャフトの折れた
バッファーレベルのポット交換です。
Fulltone CLYDE Wah フルトーン クライド・ワウ 修理 リペア 改造 モディファイ Camuro(写真をクリックして拡大)
筐体内部からバッファー回路を
見た写真がこちら。
Fulltone CLYDE Wah フルトーン クライド・ワウ 修理 リペア 改造 モディファイ Camuro(写真をクリックして拡大)
BUFFER LEVEL調整用のポットは
ロングシャフトのものですね。
こちらのポットを交換します。
Fulltone CLYDE Wah フルトーン クライド・ワウ 修理 リペア 改造 モディファイ Camuro(写真をクリックして拡大)
CLYDE Wahのバッファー回路基板から
ロングシャフトのポットを取り外したところ。
左手のポットは標準的なシャフト長のポット。
こちらのポットに取り替えます。
こちらのポットはシャフト長が違うため、
ポットをCLYDE Wah筐体に直接取り付けます。
完成した写真を載せたかったのですが、
撮り忘れてしまいました、、、
修理完了後に再度サウンドチェックをして
CLYDE Wahは修理依頼主のもとに返却です。
機材に愛着を持って、しっかり使い込んで
もらえるオーナー様がいてCLYDE Wahも
喜んでいると思います。
末永く活躍することを願っています。
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