CMATMODSとは
最近CMATMODSのBrownieやRatified/Black Plagueの
お話をしましたが、今日はCMATMODSそのものについて書こうと
思います。
(ロゴをクリックするとCMATMODSのホームページが別ウィンドウで開きます)
僕のCMATMODSとの出会いは2008年12月、リーマンショック後、
消費が一気に冷え込み実体経済に影響が出てきた時期です。
「これからどうなるだろう」と不安がいっぱいでしたが、
それでもバンドでスタジオに入っているとそんな不安も
忘れ前向きな気持ちになれるから、音楽の力って不思議です。
スタジオでバンド練習した帰りに寄った渋谷のイシバシ楽器の
ショーウィンドウで初めてCMATMODSのペダルを見ました。
CMATMODSを最初見た時思ったことは
「これなんて読むの?」 でした。
当時、円高が急速に進んでいたのでエフェクターも
日米の価格差がありました。
楽器店で売っているのは円安の時に仕入れたものですから。
そこで、CMATMODSから直接買おうと、
CMATMODSへコンタクトしたのが、
創業者Chad Matthews氏を知ることになったきっかけです。
それにしても、当時も今もなんですが、、、
シーマットモッズのサイト、www.cmatmods.com を見ても、
ほとんど情報が出ていませんね。
そういう意味で「もうちょっと情報出して」と思う気持ちも
ありましたが、「これがブティック系さ」と妙に納得した
記憶があります。
ですので、今日は、本人に代わって僕がCMATMODSについて
書いておこうと思います。(と意気込んでみたものの、僕も
簡潔にしか書けませんが・・・)
CMATMODSの歴史
CMATMODSは2004年創業。創業者はChad Matthews
(チャッド・マシューズ)さんと言います。
アメリカはテネシー州のクックビル という町にあります。
Chadは機械いじりや車いじりが得意で、90年代はじめ、
彼が中学生の頃からエフェクターを改造したり自作したり
していました。
CMATMODSは2004年創業当初はモディファイが中心でした。
2006年までには自作ペダルがモディファイの数を
上回ることになります。
そして、2009年にはモディファイをやめ
オリジナルペダル作りに専念することになります。
ChadがCMATMODSを始めたきっかけは、
事業を興そうしたわけでなく、自分の求める品質を
追求していった結果、
気がつけばそれが事業になっていたそうです。
(当初は別の仕事をして帰宅後にモディファイをしていたそうです)
僕(亀山ヴァル)へのメールでChadがペダル作りを
はじめたきっかけを語ってくれたんですが、
「僕(Chad)にとっては機材は常に替わっていくので、
いろんなアンプやギターを使ってもいい音を出せる
品質のいいエフェクターを自分用につくる必要があった」
と振り返っています。
(クリックするとサウンドアルファで取扱いのCMATMODS商品一覧が別ページで開きます)
【CMATMODSの正式名称は?】
CMATMODSはCMAT-MODSと表記されたりCMAT Modsと
表記されますが、どれが正しいんでしょうか?
Chadに確認したところ、
「もともとCMAT-MODSで始めたが今はCMATMODSに簡略化した」
と回答が来ました。
CMATMODSは創業当時はCMAT-MODSという名前でした。
CはChad、MATはMatthewを略したもの。
そしてMODSは Modifications(改造の複数形)で、
それらのアルファベットをつなげたものです。
当時のステッカーにはCMATとMODSが改行されており、
ネット上でもCMAT MODSと紹介された記事が残っています。
いっぽうエフェクターにはCMATMODSとハイフンを
入れず出荷していたため、複数の表記が混在することに
なったようです。
Robert Keeley氏やMike Fuller氏(Fulltone)は
ネットやマーケティングをしっかりやってますし、
僕の尊敬するAnalog.manの知識のシェアと積極的な
情報発信さとは大きくちがうCMATMODSですが、
なんというかビジネスビジネスしていないペダルビルダー
という感じがするのもCMATMODSらしさだと思います。
こういったビルダーも大切にしていきたいと思っています。
以上がCMATOMODSのプロフィールとなります。
CMATMODSのこんなことが知りたい、ということが
あればChadに聞きますので、お問い合わせフォームから
僕に連絡ください!