Carl Martin Hot Drive'n Boost 修理依頼品

今日はCarl Martin(カールマーチン)のHot Drive’n Boostの修理依頼を受けたので、チェックしています。
Carl Martin Hot Drive'n Boost 修理
プロの方が思い切り使い倒しているのでエフェクター表面のレタリングがボロボロ、ほとんど読めませんが、こちらはHot Drive’n BoostのMKIIというタイプです。
MKII(マーク2)はLEDが赤、mkIII(マーク3)はエムケーが小文字になっていてLEDが青です。mkIIIは使ったことありませんが、若干歪みの質が違うそうです。
Hot Drive’n Boost MKIIを音出ししましたが、ヘッドルームが高く、レンジが広くていいですね。歪み方もマイルドからハードまでこなします。音が太くて安定感あるオーバードライブです。ブーストがかなり効きます。(いま調べたところ+20dBだそうです)
Carl Martin Hot Drive'n Boost 修理
ケースを開けたて見たことろです。最近のエフェクターのような微小部品は一切使われていません。
オペアンプはナショセミのLF347F、広帯域クワッドタイプです。
Carl Martin Hot Drive'n Boost 修理
AC100V仕様でトランス内蔵です。電池では動きません。
今回の修理依頼は、エフェクトON/OFFインディケーターのLEDが時々点灯しないとのことで、その確認と修理です。
・・・しかし、再現しません。今夜このまま通電して置いておこう、、、
ところで、このCarl Martinですが、プラスネジが使われています。しかし、いわゆるフィリップス規格ではありませんので気をつけてください。サロモンのスキー用具やIKEAの家具など使われている方はご存知かもしれませんが、ヨーロッパ製品に多いポジドライブという規格です。ポジドラのネジをフィリップスタイプのドライバーで回すとネジを壊したり、破片が飛んで危険ですので、くれぐれもご用心ください。

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