プリアンプ+SANS AMP Classic マルチエフェクター製作依頼

最近、歪み2個盛りエフェクター製作のことを書いていましたが、それと平行してこのマルチエフェクターの製作も進めていました。こちらもサイズの要望が厳しく、どうなることかと思っていましたが、、、汗
じゃーん! なんとHammond 1590M(外寸 114 x 63 x 27mm、およそMXR2個分くらい)の大きさに、ヴァガボンド・プリアンプとSANS AMPの2つを内蔵したマルチエフェクターです。
SANS AMP Classic + Camuro Preamp
今回製作依頼をいただいたマルチエフェクターは、Camuroのヴァガボンド・プリアンプをご愛用いただいているベーシストの方からで、ペダルボードシステムを必要としないライブで手軽に持ち運べるよな、プリアンプ機能と歪み物を一体化したコンパクトなエフェクターを作ってほしいとご要望をいただいたものです。
SANS AMPのSANSってフランス語のようで、英語でいうとWithout Amp(アンプ無し)という意味のようです。アンプ要らずのアンプシミュレーターということでしょうか。ちなみにSANS AMP ClassicはSANS AMPが復刻された時に他の商品と区別するため、「Classisic」を名前の後ろにつけたそうです。コカコーラが昔の味を復活させたときにClassic Cokeと呼んでいたのを思い出してしまいました。
このマルチエフェクター、Camuroのプリアンプがメイン(クリーン)の音作り用で、SANS AMPは歪み系の音作りに使用します。これにチューナーアウトを付けています。
当初、SANS AMPの実機から基板を取り外して移植しようとしたんですが、MサイズのケースにSANS AMPとプリアンプの基板や部品を収めることが難しく、いっそユニバーサル基板のポイント・ツゥー・ポイントで作ってしまおう!ということになりました。
そこで基板を組んでいったのがこちらの写真。
SANS AMP Classic + Camuro Preamp左が今回の製作依頼品。右はRAT2とKalamazooを内蔵した製作依頼品。
例によって、豪華基板2段重ねです(笑)
2台とも塗装完了!
こんな外観になりました。
SANS AMP Classic + Camuro Preamp
どちらもマルチエフェクターで機能満載なので、穴だらけですね〜
さあ、今週は配線だぁ〜

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