BOSS OC-2 Octaver RAT CLONE MOD
ボスのオクターバーにRATクローンを搭載中。
OC-2、Octaver表記の初期型ですね!
ご依頼者はヤセイコレクティブのベーシスト
中西道彦さん。
中西さんと打ち合わせて意向を確認し、
RATのコントロール系を上部に配置。
OC-2のコントロールはDIRECTのみ上部、
OCT1とOCT2は基板内にトリマー化するため、
大幅な改造をしています。
OC-2のPOTを全て撤去し、
RATのPOTに交換しています。
POTのシャフト径が違うので
ノブもBOSSタイプでインチ物に交換。
見た目は違和感無しです。
OC-2のDIRECT LEVELノブは
OCT1のレタリング下にトリマーノブとして配置。
OCT1とOCT2はトリマー化しサブ基板を作製し
OC-2内部に設置です。もう空間の取り合い(汗)
ディストーション回路にはある程度
基板スペースが必要なので、
レイアウトを工夫しています。
特に背の高い部品を収めるための空間が必要。
フットスイッチは当初、電子スイッチを廃止し
3PDTのフットスイッチを取り付ける予定でした。
しかし、3PDTのフットスイッチのポケット部の
空間が確保できず、ラッチリレー式に変更。
ラッチリレー式はリレーとマイコン回路が
必要となるので、容積的にはフットスイッチ
つけるのと大きくは変わらないけど、
設置場所はフレキシブルに選べるので、
こういうスペースがギリギリの改造をする時に
有効ですね!
更にはOC-2のフットスイッチが活かせる
(電子スイッチでリレーの開閉を行う)ため
見た目も変わらない利点もあり(^^)
そしてリレー式だとバイパス音⇆エフェクト音の
オルタナティブとモメンタリーのモード設定も
出来るんですよね。
オルターナティブ:通常のオンオフ
(交互に切り替わる)
モメンタリー:ペダルを踏んでいる時だけ
エフェクトON
あと、バイパス音ですが、
トゥルーバイパス仕様に配線しています。
内部スペースを少しでも確保するため
不要となったバッファー回路を撤去!
それにしても、さすが、基板の部品たちが
いいオーラー出してますね!
この基板、Octave表記の後期物ではなく、
Octaver表記の初期物です。
今回のモディファイでもうひとつの難所が
ボリューミーな配線ケーブル類。
こちらを上手く収めるのが腕の見せ所です。
あとは
野外での演奏が多いので、視認性を高めるため
インディケーターLEDを高輝度ブルーに交換。
そして、
このOC-2、ASA-100アダプター仕様なので、
PSA対応に変更です。
さあ、完成間近!
早くステージにレコーディングに使って
いただきたいです!!
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