JMI MKI Tone Bender / MK1 トーンベンダー 内部基板

JMI Tone Bender 復刻シリーズの中で一番人気はなんと言ってもMKI Tone Bender (MK1 トーンベンダー)です。
JMI MKI Metal Case Tone Bender / MK1 メタルケース トーンベンダーJMI MKI Tone Bender トーンベンダー MK1(写真をクリックすると商品ページが開かれます)
ジェフベックやミックロンソンの使用で有名ですが、今でも使える良質なファズサウンドです。
MKIのようにゲルマニウムトランジスター搭載のファズは温度変化で出音も変わるので、ライブステージに立つ方からは敬遠されがちですが、敢えて使うのもありだと思います。ゲルマニウムトランジスタを使ったファズを使うと、60年代ロックギタリストのエフェクターへの取り組み型、もっと言えば「ロック」という音作りに対する姿勢が伝わってくるし、自分自身でその不便さを克服していく過程を経験して当時のライブビデオや音源を聞くと、これまた違った楽しみ方ができますよ。
もちろんゲルマ・ファズ・サウンドそのものを堪能できるし。ライブハウスなど温度変化が少ない環境やレコーディングには存分に威力を発揮するし、これじゃなと出せない音もあるので、興味のある方は一度使ってみることをオススメします。
あと、かなり大きくて立派なペダルなので、リビングに飾って眺めながら一杯飲めちゃいます(笑)
さて、さっきから、ゲルマ、ゲルマといってますが、どんなものかMKIの内部を覗いてみましょう!
こちらがMK1の内部写真です。
とてもすっきりしていますね。
JMI Tone Bender MK1 内部
基板部分を拡大した写真がこちら。
JMI Tone Bender MK1 内部
MKIに搭載されているゲルマニウムトランジスタについてよく問い合わせを受けますが、こちらに搭載されているのはNOSのゲルマニウムトランジスタ 2G381を2個、OC75を1個です。
それ以外にもいろいろと美味しそうな部品が取り付けられていますね〜
基板の下には絶縁用の厚紙が敷かれています。うーん、愛嬌ありますね。これも当時を再現したものなのかは分かりませんが、、、
JMIのトーンベンダーは細部にまでこだわってよく再現していると思います。
ところで、一点、難点が・・・
MK1には木箱が付いてくるのですが、この箱のスライド式のフタがなかなか閉まってくれません、、、
JMI Tone Bender MK1 内部
この理由なんですが、、、チキンヘッドスタイルのノブの仕様が変わり、当初のものより若干背が高くなったそうです。
フタを閉めるのには少しコツが要ります。
まあキツキツなので箱の中でガタガタする心配は無いので、ロンドンから日本に空輸する時には安心ですが・・・
MKIにはミックロンソンモデルもあります。
JMI MKI Metal Case Tone Bender / MK1 メタルケース トーンベンダーJMI MKI Tone Bender トーンベンダー MK1(写真をクリックすると商品ページが開かれます)
ペダル内部は同じですが、ケースにミックロンソンのサインが印刷されていることと、ミックロンソンの写真や本が付属されているところが違います。
JMI Tone Bender MK1 内部
MK1のサウンドですが、紹介商品ページにも貼り付けてありますが、こちらのビデオをご覧ください。

それでは、ぜひ、リアルなブリティッシュ・ファズ・サウンドをご堪能ください!
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