MXR Phase 90 トゥルーバイパス化モディファイ              – True Bypass MOD by Camuro

今日はこちらMXR Phase 90のトゥルーバイパス化モディファイです。
MXR Phase90 True Bypass Modさぁ、部品を外して、これからTBS交換だ!
近年のMXRはフットスイッチ、POT、ジャックがPCB一体化されたんで、トゥルーバイパス化するのはなかなか神経使う作業になりました。
どこに神経をすり減らすかというとPCB切削作業です。
最近のMXR製PCB基板だと市販の3PDTスイッチ(LED点灯を別回路にするため3回路を同時にオンオフするフットスイッチ)をそのまま取り付けられないし、他にケースに収めるスペースがないのです・・・
MXR Phase90 True Bypass ModPhase90の一体型PCB
(交換前の写真を撮ってなかったので、flickrからフリー写真をお借りしました。スイッチの形状は幅広があったり、細身があったり。基板も緑や赤と色々なバリエーションがあります)
そこで、もともと付いているフットスイッチを取り外し、基板を削って、3PDTスイッチを入れるところを確保します。
このスイッチ周辺は当然、音声信号も電源系も通っているので余分なパターンを傷つけたりカットしないよう慎重に削っていきます。
MXR Phase90 True Bypass ModPCBを切削し、3PDTスイッチが収まりました
基板をカットするので、もちろんオリジナルの状態に復元はできなくなります。
ちょっと面倒な作業なんでお断りされるショップが多いと思いますが、どこもうけてくれなくて困った時はCamuroに相談してください。
トゥルーバイパス化に合わせ、スクリプトMOD(ウネリのクセを弱くする)やデプスMOD(効果がかかる音程幅を広げる)、LED交換なども同時に行えます。
*ご注意: 本ページに掲載している写真は近年のものですが、現行バージョンではありません。(2003年頃に製造されたものと思われます)

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です