改造依頼を受けていた MXR Carbon Copy Analog Delay(MXR カーボンコピー アナログ・ディレイ) を本日出荷しました。
今回のモディファイは出音面では一切手を加えていません。
改造項目は下記3点になります。
1.基板上にあるトリマー2個を取り外し、新たにポットを付け、エフェクター上面からコントロールできるようにする。
2.MODボタン(モジュレーションON/OFFスイッチ)をフットスイッチ化する。
3.DCジャックをエフェクター上部に移す。
この3つです。
もともとノブは、REGEN、MIX、DELAYだったのですが、トリマー2個を移したので、これらをWIDTHとSPEEDとして5ノブ化しました。
モディファイ方針は至ってシンプル、実用的ですが、改造は基板以外は一からペダルを作るような作業でした。
フットスイッチが2個入り、ノブも5個になるので、ケースは作り直しました。
そして、フットスイッチ2個を収めるため電池スペースはなくなり、電池スナップは廃止しました。
部品が隣接してるので、トリマーを取り外すのは取り付けるよりも神経を使いますね。
出荷前テストの時にビデオを撮ったので参考にしてください。
WIDTHやSPEEDのノブを回した時の映像が入っていないので、新設ノブの機能がいまいち分かりにくくてすみませんが、出音はこのような感じです。