Mick Ronson MKI Tone Bender/ミックロンソンMK1トーンベンダーに使用されているゲルマニウムトランジスタ

wpmaster 2014/02/02 0 Comments

Mick Ronson MKI Tone Bender/ミックロンソンMK1トーンベンダー
に使用されているゲルマニウムトランジスタにつきまして

↑今回入荷したMick Ronson MKI Tone Benderの基板
（写真をクリックすると別ウィンドウで開きます）
今回入荷した
Mick Ronson MKI Tone Bender
ミックロンソンMK1トーンベンダー
に使われているゲルマニウムトランジスタについて
お問合せをいただきました。
他のサイトで掲載されているMick Ronson MK1と
トランジスタの頭部の色が違うが本当にNOS品が
使われているか、という問い合わせです。
結論から言いますと、今回入荷したものはNOS品で
製造元のJMIにも確認済みですので、ご安心ください。
Mick Ronson MK1にはゲルマニウムトランジスタが
OC75 × 1個、2G381 × 2個 使われています。
JMIでは製造時期によって、トランジスタの頭が
銀色のものや黒色のものを使っております。
お問合せいただいた方がネットで見たMick Ronson
MK1のトランジスタは銀色で、今回入荷したものは
黒色です。
こちらが今回入荷したMick Ronson MK1の基板です。
（写真をクリックすると別ウィンドウで開きます）
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ブランド名は出ていませんが、NOS品が使われいます。
他の電子部品もそうですが、ゲルマニウムトランジスタも
メーカ名やブランド名が付いていないものが多いです。
JMIではムラード製（Mulllard）、フィリップス製（Philips）、
バルボ製（Valvo）等のトランジスタを使用しています。
JMIに確認したところ、
『今回のMick Ronson MKIに使用されているものは、
OC75はフィリップス製、2G381はメーカ名は不明だが
NOS品に間違い無い』
と回答ありました。
ムラードはフィリップスからゲルマニウムトランジスタを
OEM供給を受けて販売していたことや、フィリップス製
のものにはブランド名が記載されていないことに起因し、
同じ形状・同じスペックでも、在庫段階でメーカの区別が
出来なくなっているようです。
JMIのTone Benderシリーズの復刻にあたっては当時の
開発者の監修のもと行っています。
今回のMick Ronson MKIに使用されているトランジスタは
JMIの在庫から使用されており個々に出音確認されている
ので確かなものと言えます。
こちらがJMIから届いたCertificate（仕様の確認証）です。

こちらのCertificateでもNOSトランジスタの使用が確認
されています。
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