製作中の「歪み2個盛りエフェクター」ですが、製作依頼された方から、ODモード追加依頼がありました。
ODモードというのは 真夜中は不潔 さんのページに詳しく解説されています。このMODでRATの歪ががらっと変わり、RATのニュアンスを残しつつも、歪みを抑えた音に芯のあるオーバードライブに変身します。
作業的にはDISTORTIONのポットの両端にダイオードを非対称に挟み込み、トグルスイッチを取付け、非対称の回路をオン・オフするというものです。
CamuroでもRATの改造でよく受けるモディファイなんですが、今回の場合、まったくスペースが無い・・・トグルスイッチって結構大きくて取り付け場所が工夫いるんですよ。ミニDIPスイッチにするとエフェクターのふた開けないとオン・オフできないので、ボードにがっちり組み込む方には不便だし、、、
ということで、基板を再加工して、トグルスイッチをユニバーサル基板に直付けすることにしました。既に組んでしまった基板を再加工するのでちょっと作業は手間がかかりますが、配線をしてしまってからだと大改造になるので、このタイミングでやっておけてよかったです。
トグルスイッチをユニバーサル基板に直付けするとこんな感じになります。
エフェクター上面はこちら。ノブが7個にスイッチ1個でぎっちりです。エフェクターのフットスイッチを踏む時に、これらのノブも一緒にキックすると故障の原因になりますのでご注意ください。