TS系対決 Fulltone Full-Drive 2 vs Keeley TS9 vs Camuro Caboolture ~ 序章

ギタリストの松本大樹さんが当社スタジオに来てくれて、TS系オーバードライブを弾き倒してくれました。

Camuro Cabooltureと松本大樹さん
それでは、今日から3回に分けて(多分です・・・)、対決の模様をレポートしていこうと思います。まずは序章ということで簡単に対決の紹介まで。

今回の対決:
1回戦: Fulltone Full-Drive 2 MOSFET 対 CamuroのCaboolture(二段増幅切り替え付オーバードライブ)

Fulltone Full-Drive 2 Mosfet vs Camuro Caboolture

2回戦: Ibanez TS9 Keeley モディファイ 対 Camuro Caboolture Two-Stage Overdrive
Ibaneze TS9 Vintage Keeley MOD
です。

Cabooltureはカブルチャーと表記します。ブリスベン郊外の街です。詳しくは先日の日記をお読みください。

宿命のライバル対決ですね〜 なんて、「対決」ってキャッチーに書いてますが、それぞれの持ち味があるんで、偉大なる先人の胸を借りた弾き比べというべきでしょうか。結果からはCabooltureの仕上がりに大満足でした。FD2とTS9 Keeley MODをベンチマークしながら自分の求めるサウンドにCabooltureを調整していったので、当然ですね、、、

このTS9、また詳しく話しますが、ヴィンテージのTS9をロバートキーリーさんにモディファイしてもらったもので、ぶっとい音が出ます。フルドラ(Full-Drive 2)も太めの音と思っていましたが、この3台の中だとスレンダーな感じです。

弾き比べはうちのスタジオで、使用機材はストラトとマーシャルの組み合わせで行いました。

ストラトはいつもの88年製のFender Custom Shopの54 StratocasterでArt Esparzaの手がけたもの。アッシュボディーで音の立ち上がりの速さとネックを持つ手が振動でしびれるくらいの鳴りのよさ。

アンプはMarshall JCM2000 DSL 100W で本国仕様。うちのスタジオは100V、117V、200Vは来てるんですがちょいと足りないのでステップアップトランスで昇圧して鳴らしてます。RoHS規制(特定有害物質の使用制限)後のもので、背面パネルは金色じゃなく黒色です。RoHS対応後のマーシャルはロックじゃない、なんていうけど昇圧してやるとパリッとした音になりますよ!

ケーブルはBELDEN 8412にNEUTRIKのプラグで製作したもの。
なんだか序章から機材ネタに話が逸れてきましたね、、、すみません。
明日は第1章「Fulltone Full-Drive 2 MOSFET 対 Camuro Caboolture」の予定です。お楽しみに!

そうそう、弾き比べのビデオを撮りましたが、カメラの調子が悪く(バッテリーがすぐに無くなってしまう)てファイルが細切れになってしまいました・・・これは編集に時間かかりそう、、、

編集できたら随時アナウンスしていきますんで、それまはこちらの松本大樹さんのライブビデオをお楽しみください〜

竹井彩夏 featuring 松本大樹

つづく・・・

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